同梱品
M11用バッテリー(BP-SCL7)
ストラップ
ボディキャップ
FOTOS 用ケーブル USB-C(1m)
M11用チャージャー(BC-SCL7)
USBケーブル
ACアダプター
【生産完了】LEICA 20203 ライカ M11 シルバー・クローム
ライカM11は独自のトリプルレゾリューションテクノロジーを採用した撮像素子、より広いISO感度域、SDカードスロットおよび内蔵メモリーのデュアルメモリー仕様、大容量バッテリー、さらに直感的で使いやすいメニュー構成など、ライカMシステム史上最も柔軟性に富み、デジタル撮影における新定番となるカメラです。
「ライカM11」の要といえるのが、トリプルレゾリューションテクノロジーを取り入れた35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーです。この撮像素子は、JPEGだけでなくDNG(RAW)でも60MP、36MP、18MPの3種類から記録画素数を選ぶことが可能です。
また、どの記録画素数でも撮像素子の全域を使って撮影できるのも特長です。60MPではきわめて高精細に美しく描き出し、ライカの最新のアポレンズの光学性能を存分に引き出します。一方、36MPや18MPでは、カメラの高速性能を十分に活用し、連写時の持続性が向上すること、そしてファイルサイズを小さくできるメリットがあります。
撮像素子の前面には、極薄のガラスを2層に重ねた特殊なUV/IRカットフィルターを配しています。このフィルターにより、急角度で入射してくる光の状態もきわめて効果的に補正します。また、新たなカラーフィルターの設置によって、より自然な色再現性も実現しています。
デザインにおいては、伝統的なM型カメラのアイコニックな外観を維持しつつ、より効率的で扱いやすい操作性に重点を置いて改良点を入念に検討し、さらに磨きをかけました。本体背面には高精細230万ドットの新タッチパネル液晶モニターを搭載。その左右に操作ボタンを配置するという独特のレイアウトを取り入れています。メニュー構成では「ライカSL2」や「ライカQ2」で定評のあるユーザーインターフェースを採用しました。これにより、さらにユーザーフレンドリーな操作性を実現するとともに、他の製品との間でのユーザーインターフェースに統一性を持たせています。
ISO感度の設定範囲はISO 64からISO 50000、画像記録時の色深度は14bit、ダイナミックレンジは最大15ストップです。画像処理エンジンには「LEICA MAESTRO III (ライカ・マエストロ・スリー)」を採用し、きわめて高精細・高品質な画像を生成する性能と、スムーズで即応性に優れた操作感を両立しています。また、最高1/16000秒の高速シャッターを実現する電子シャッターも搭載しました。これにより、明るいシーンでもNDフィルターを使わずに絞り開放での撮影が可能となりました。さらに、M型カメラとしては初めて、距離計を使用しながらの通常の撮影時でもマルチ測光を行うことが可能になり、撮影が難しい光の状況下においても正しい露出が得られます。
さらに、バッテリー容量は1800mahと、従来よりも容量が64%アップしています。それと同時にカメラ全体の消費電力も抑えているため、一度の充電でより長時間撮影することができるようになりました。インターフェースは新たに汎用性が高いUSB Type-Cに対応しています。USB接続してバッテリーを充電することも可能で、多くのUSB Type-C対応の充電器が使用できます。
「ライカM11」は接続機能も強化されています。「Made for iPhone」「Made for iPad」としてApple社の認定を受けており、付属のLeica FOTOSケーブルで接続すればiPhoneやiPadでさまざまな機能を利用することができます。
さらに、2022年後半にはファームウェアのアップデートによって新たな接続機能が追加予定で、モバイル環境でのワークフローを強力にサポートするとともに、「Leica FOTOS」の機能性も向上し、画像への位置情報の追加やBluetooth接続による画像の転送に加えて、転送速度も高速化されます。
その筆頭が、電子ビューファインダー「ビゾフレックス2(別売)」です。表示画素数が370万ドットと高精細で、ファインダー撮影で威力を発揮します。
メタル製の外装は機能的にはもちろん、デザインも「ライカM11」と見事にマッチします。視野率は約100%で、正確なピント合わせが可能です。また、-4dpt.~+3dpt.という広い範囲で視度を調整できるほか、角度を上90度まで調整することもできます。
この他にもより快適に撮影できるアクセサリーとして、新デザインを採用したハンドグリップも登場します。このハンドグリップは、装着したままでもバッテリーやSDカードの交換が可能なほか、雲台を取り付けるプレートの役目も果たすというのが特長です。取り付け部はアルカスイスと互換性があるため、アルカスイス互換がある雲台にそのまま取り付けることができます。
撮像素子 | 35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー 画素ピッチ:3.76μm 総画素数:9528×6328画素(6030万画素) |
画像処理エンジン | LEICA MAESTRO III (ライカ・マエストロ・スリー) |
フィルター | RGBカラーフィルター、UV/IRフィルター ローパスフィルター:なし |
画像ファイル形式 | DNG™ (RAW、ロスレス圧縮)、DNG+JPEG、JPEG (DCF/Exif2.30準拠) |
記録画素数 | DNG™: L-DNG:60.3M (9528×6328) M-DNG:36.5M (7416×4928) S-DNG:18.4M (5272×3498) JPEG: L-JPG:60.1M (9504×6320) M-JPG:36.2M (7392×4896) S-JPG:18.2M (5248×3472) デジタルズーム機能付き:倍率は1.3倍または1.8倍 (L-DNGまたはL-JPGの画像データを使用) |
ファイルサイズ | DNG™: L-DNG:約70~120MB M-DNG:約40~70MB S-DNG:約20~40MB JPEG: L-JPG:約15~30MB M-JPG:約9~18MB S-JPG:約5~9MB JPEG: 記録画素数や被写体により異なる |
色深度 | DNG™:14bit、JPEG:8bit |
色空間 | sRGB |
ファインダー/液晶モニター | |
ファインダー | 大型ブライトフレームファインダー パララックス自動補正機能付き |
ファインダー表示 | 上下にドットがある4桁のデジタル表示、撮影範囲表示(使用レンズの焦点距離に応じて、35mmと135mm、28mmと90mm、50mmと75mmの2フレーム1組のブライトフレームのいずれかを自動表示) |
パララックス補正 | ファインダーの視野とレンズにおける上下および左右の差異をピント調整に応じて自動補正、ブライトフレームの表示範囲と撮影範囲が自動的に一致 ブライトフレームは撮影距離が2mの時に撮像素子(約35.8×23.9mm)で撮影される範囲を表示 無限遠時は、使用レンズの焦点距離に応じてブライトフレームの表示よりも約7.35% (28mm)~18% (135mm)広い範囲を撮影 撮影距離が2mを下回るときは、ブライトフレームの表示よりも狭い範囲を撮影 |
ファインダー倍率 | 0.73倍 |
ピント合わせの方法 | フォーカシング測距枠を使用 スプリットイメージ式または二重像合致式 |
液晶モニター | タッチパネル液晶モニター 駆動方式:TFTアクティブマトリックス方式 画面サイズ:2.95型 アスペクト比:3:2 ドット数:2,332,800ドット カバーガラス:ゴリラガラス5 |
シャッター | |
シャッター方式 | メカシャッター(電子制御式フォーカルプレーンシャッター)、電子シャッター |
シャッタースピード | メカシャッター:1/4000秒~60分 電子シャッター:1/16000~60秒 フラッシュ同調速度:1/180秒 ノイズリダクション機能(ON/OFFが可能) |
シャッターレリーズボタン | 2段階の作動ポイント:半押しで露出計の作動およびAEロック(絞り優先AEモード時)、全押しでレリーズ |
セルフタイマー | 2秒または12秒 |
ドライブモード | シングル撮影 連続撮影 - 低速(3コマ/秒) 連続撮影 - 高速(4.5コマ/秒) インターバル撮影 オートブラケット撮影 |
フォーカス | |
撮影距離 | 70cm~∞ |
フォーカスモード | マニュアルのみ(MFアシスト機能およびフォーカスピーキング機能付き) |
露出制御 | |
測光方式 | 実絞りによるTTL測光 |
測光方法 | 撮像素子を使用(通常の撮影時およびライブビューモード時とも) |
測光モード | 中央重点測光、マルチ測光、スポット測光 |
露出モード | 絞り優先AEモード(A) マニュアル露出モード(M) |
露出補正 | ±3EVの範囲で1/3EVステップ |
オートブラケット撮影 | 最大±3EV、1/3EVステップ、3枚または5枚 |
ISO感度 | オート:ISO 64(ベース感度)~50000 マニュアル:ISO 64~50000 |
ホワイトバランス | オート、プリセット(晴天/5200K、曇天/6100K、日陰/6600K、タングステン/2950K、HMI/5700K、蛍光灯-暖色系/3650K、蛍光灯-寒色系/5800K、フラッシュ/6600K)、グレーカード(マニュアル設定)、色温度設定(2000~11500K) |
フラッシュ制御 | |
フラッシュユニットの接続 | アクセサリーシューに接続 |
調光方法 | 撮像素子を使用 |
フラッシュ同調速度 | 1/180秒 これより遅いシャッタースピードでのフラッシュ撮影も可能 これより速いシャッタースピードに設定された場合は、自動的にハイスピードシンクロ撮影に切り換わる(ハイスピードシンクロ機能に対応したフラッシュユニット使用時) |
調光方式 | 撮影直前にプリ発光を行うTTL中央重点調光(ライカSF26、SF40、SF58、SF60、SF64、他対応フラッシュユニット、ライカSF C1使用時) |
調光補正 | ライカSF40使用時:±2EVの範囲で1⁄2EVステップ ライカSF60使用時:±2EVの範囲で1⁄3EVステップ その他のフラッシュユニット使用時:±3EVの範囲で1/3EVステップ |
フラッシュユニット使用時のファインダー表示 | フラッシュのアイコンを表示 |
その他の機能 | |
Wi-Fi(無線LAN) | アプリ「Leica FOTOS」が必要(「Leica FOTOS」はApple社のApp Store™およびGoogle Playストア™からダウンロード可能) 準拠規格:IEEE 802.11a/b/g/n/ac Wave2 (無線LAN標準プロトコル、2.4GHz帯および5GHz帯のデュアルバンド*) 暗号化方式:Wi-Fi準拠 WPA™/WPA2™ アクセス方式:インフラストラクチャーモード |
Bluetooth* | 準拠規格:Bluetooth v4.2 Bluetooth BR/EDR/LE (BR/DR:チャンネル1~79、LE:チャンネル0~39) 使用周波数範囲:2402~2480MHz |
GPS機能* | アプリ「Leica FOTOS」を使用してBluetooth経由で画像データに位置情報を記録可能 |
*ファームウェアのアップデートにより2022年後半に追加予定 | |
表示言語 | 英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、日本語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語、ポルトガル語 |
電源 | |
充電式リチウムイオンバッテリー | ライカBP-SCL7(充電式リチウムイオンポリマーバッテリー) 定格電圧:7.4V 容量:1800mAh 充電電流/充電電圧DC 1000mAh/7.4V 動作温度:+10℃~+35℃(充電時)/0℃~+40℃(カメラ内で使用時) 撮影可能枚数:約700枚(距離計を使用した通常の撮影時、CIPA規格による)/最大1700枚(メーカー試験条件による) |
バッテリーチャージャー | ライカBC-SCL7 入力(USB Type-C端子):DC 5V、2A 出力:DC 8.4V、1A 動作温度:+10℃~+35℃ |
ACアダプター | ライカACA-SCL7 入力:AC 110~240V(50/60Hz)、0.3A 出力:DC 5V、2A 動作温度:+10℃~+35℃ |
USB充電/給電 | スタンバイモード時および電源OFF時:USB充電が可能 電源ON時:USB給電と間欠充電が可能 |