ATEM Television Studio HDは、放送およびAVのプロフェッショナルに向けて開発されたライブプロダクションスイッチャー
ATEM Television Studio HDは、放送およびAVのプロフェッショナルに向けて開発された初のライブプロダクションスイッチャーです。
4系統のSDI、4系統のHDMI入力を搭載しており、最大8系統のソースを接続可能で、1080p60まであらゆるフォーマットをサポートします。
ハイエンドの放送用機能に対応したATEM Television Studio HDは、すべての入力系統に再同期機能を搭載しているので、プロ仕様および民生用カメラで常にクリーンなスイッチングが可能です。
さらにマルチビュー出力に対応しており、すべてのソースおよびプレビュー、プログラムを単一のスクリーンで確認できます。
また、Aux出力、内蔵トークバック、2つのスチルストア、オーディオミキサー、カメラコントロールユニットなどにも対応しています!
ATEM Television Studio HDは、ライブプロダクション、テレビシリーズ、ウェブ番組、AV、そしてテレビゲーム競技のライブ放送などに最適です。
カメラ、コンピューターなどを接続するだけで、簡単にライブスイッチングを開始できます!
ライブプロダクションスイッチング あらゆるライブイベントをプロ仕様のHDテレビ番組に!
ATEM Television Studio HDを使用すれば、ライブイベントの現場から優れたHDプログラムを最もスピーディかつ最も安価に作成できます。
放送、プロスポーツ、コンサート、セミナーでの使用だけでなく、YouTube ライブ、Facebook Live、Twitch.tvを配信のプラットフォームに使う、新しい世代のウェブブロードキャストにも最適です。
複数のカメラ、コンピューターをリアルタイムで切り替えられ、放送品質のトランジション、グラフィック、エフェクトを使用できます!
ATEM Television Studio HDはクリーンなプロ仕様のスイッチングを実現するため、ソースを変更する際にグリッチが発生することはありません。
つまり、AVシステムのフロントエンドのコントローラーとして使用でき、ボタンを押すだけで複数のソースを切り替えられるのです!
究極のポータブルデザイン 世界最小のオールインワン放送用スイッチャー!
ATEM Television Studio HDは真のプロ仕様スイッチャーです。コンパクトで可搬性に優れた小型のデザインなので、どこでも使用できます。
このオールインワン・デザインは、AC電源、スイッチング用の入力ソースボタン、内蔵LCDスクリーン、スピンノブの付いた完全なフロントパネルコントロールに対応しています。
小型なのでデスクトップでも使用可能ですが、オプションのTeranex Mini Rack Shelfを使用して機材ラックにマウントすることもできます。
つまり、Teranex MiniコンバーターやHyperDeck Studio Miniレコーダー、Blackmagic MultiView 4、Blackmagic Web Presenterなどの他のBlackmagic Design製品と並べて使用しても、1Uラックサイズにすべて納まるのです。
フロントパネルコントロール すべてのスイッチャー機能をフロントパネルからコントロール!
ATEM Television Studio HDのフロントパネルコントロールには、スイッチング用の8個の発光ボタンおよびオーディオコントロールが搭載されており、
ダウンストリームキーヤー、フェード・トゥ・ブラック、メディアプレーヤー、そしてカットバス・スタイルあるいはオートスイッチング・トランジション用のボタンが付いています。
つまり、フロントパネルから直接プログラムを作成できるのです!またATEM Television Studio HDは、単にソース間の切り替えだけを必要とするプロ仕様のAV設備にも最適です。
内蔵のLCDスクリーンでは、メニュー経由でスイッチャーの全機能を調整可能。さらに、ビデオとオーディオのモニタリング、Auxコントロール、調整中のオーディオチャンネルの表示にも使用できます。
ソフトウェアまたはハードウェアでコントロール可能 ソフトウェアコントロールパネルを同梱。ハードウェアパネルもオプション追加可能!
究極のクリエイティビティおよびコントロールを実現するため、ATEM Television Studio HDには、Mac/Windowsに対応した機能的なデザインのソフトウェアコントロールパネルが無償で同梱されています。
スイッチャーおよびパラメーターパレットを使用して、ライブでカメラを切り替えたり、トランジションの変更やキーの調整が可能です。
またディスプレイやキーイング用のグラフィックをスイッチャーに直接ロードしたり、内蔵オーディオミキサー、カメラ、プログラムをコントロールできます。
加えて、マクロの有効化や、デッキからのクリップの再生も自動化できます。カメラコントロールは極めてパワフルな機能で、SDI経由でアイリスやフォーカス、カメラ設定やカラーコレクションをリモートで調整できます。
ATEM Television Studio HDは、同梱の無償ソフトウェアコントロールパネルで作業が始められ、仕事の量が増えたり、複雑な番組を扱うようになった場合、ATEMのハードウェアコントロールパネルにアップグレード可能です。
SDIあるいはHDMI入力系統 最大8台のカメラ、コンピューターなどを接続!
ATEM Television Studio HDは、プロ仕様の放送用SDIスイッチャーですが、HDMIインターフェースにも対応しています。
4系統の3G-SDI、4系統のHDMIに対応しており、8台までのカメラ、コンピューター、その他のソースを接続して、1080p60までのあらゆるSD、HDフォーマットで作業できます!
つまり、低価格な民生用のHDMIカメラと、プロ仕様の放送用カメラのどちらも使用可能なのです。
また、リファレンス入力、アナログオーディオ入力、RS-422 PTZコントロール、ハードウェア/ソフトウェアコントロールパネル接続用のイーサネットにも対応しています!
他社のスイッチャーとは異なり、すべてのビデオ入力は自動フレーム再同期機能に対応しているので、高価なゲンロック付きのカメラを購入する必要はありません。つまり、あらゆるビデオソースを接続できるのです!
プロ仕様のSDI出力系統 放送品質のインターフェースで技術的な問題を回避
ATEM Television Studio HDは、プロ仕様のSDIプログラム出力およびAux出力、そしてマルチビューモニタリング用のSDI/HDMI出力を搭載しています。
SDIプログラム出力でATEM Television Studio HDと、HyperDeck Studio Miniなどのプロ仕様のデッキやレコーダーに接続すれば、最高画質でプログラムを収録できます。
マルチビューSDI/HDMI出力は、民生用HDテレビなどのあらゆるディスプレイ機器に、モニタリングのためのプログラムを出力できます。
プログラムフィードや、グラフィック/オーバーレイの付いていないクリーンフィードをAux出力から他のディスプレイ、デッキ、あるいはステージ上の大画面スクリーンなどに送信することもできます!
マルチビュー設定 1台のモニターですべてのビデオソースを表示!
複数のカメラでライブプログラムを作成している場合、すべてのビデオソースを1度に確認できる機能は非常に重要です。
ATEM Television Studio HDの内蔵マルチビュー出力は、最大8系統のビデオを1台のHDMIテレビ、あるいはSDIモニターで確認できます!
カメラ入力、タリーインジケーター、グラフィック、プレビュー、そしてプログラム出力をすべて同一のスクリーンに同時に表示できるのです。
ラベルのカスタマイズ、オーディオメーターの確認、セーフエリア・マーカーの設定も可能です!一般的なHDTVを接続するだけで、どこでも理想的なマルチカメラ・モニタリングを実現できます!
パワフルなトランジション 放送品質のクリエイティブ・トランジションを数多く搭載!
入力ソースを切り替える際、ミックス、ワイプ、ディップなどの放送品質のトランジションをスピーディに選択して使用できます。
ATEM Television Studio HDは、トランジションの長さを調整でき、ボーダー、ボーダーカラー、幅、ポジション、方向などの幅広いオプションが用意されています。
完全にカスタマイズ可能な18種類のトランジションで、HDプログラムにハイエンドの放送用ルックを追加できます!
また、HyperDeck Studio Miniと使用すれば、4:4:4:4グラフィックのフィル&キーをスイッチャーに再生でき、DVEをトランジションに使用したり、グラフィックワイプやスティンガーを作成することもできます。
2D DVE内蔵 驚異的なDVEトランジション、ピクチャー・イン・ピクチャーエフェクト!
ATEM Television Studio HDは、ライブビデオのポジショニング、リサイズ、スケーリングをリアルタイムで実現できるパワフルなデジタルビデオエフェクト(DVE)プロセッサーを搭載しています。
カスタマイズ可能な3Dボーダーおよび、ライティングを使ったドロップシャドウを使用して、プロ仕様のピクチャー・イン・ピクチャーエフェクトを作成できます。
スポーツ、トレーニングビデオ、インタビュー、あるいはゲーム競技などのイベントで、ピクチャー・イン・ピクチャーエフェクトを使ってコメンテーターをスーパーインポーズできると想像してみてください。
また17種類のパワフルなDVEトランジションで、ソースをスクイーズ、スウッシュしたり、独自のグラフィックを使ってグラフィックワイプ・トランジションを作成できます。
トークバック機能 リアルタイムでカメラと双方向通信!
ATEM Television Studio HDは、内蔵トークバックを搭載しています。使われることの少ないSDIチャンネル15、16を利用して、トークバックをカメラへのプログラムリターン・フィードにエンベッドします。
フロントパネルにヘッドセット用の接続があるので、SDIトークバックをサポートするカメラと通信できます。カメラからのトークバックはカメラからスイッチャーへのSDIビデオフィードにエンベッドされます。
スイッチャーのトークバックSDI出力をカメラに接続すれば、監督のトークバックオーディオは、タリーおよびカメラコントロールと一緒にカメラに送信されます。
4系統のSDI出力は、カメラへのトークバックが可能でミックスマイナスにも対応しています。カメラの前の出演者は、自分たちの音声以外のすべてのプログラムオーディオを聞くことができます。
遅延オーディオのエコーに煩わされることはありません。
タイトルおよびグラフィック プロ仕様のタイトル、グラフィックをスピーディに追加!
ATEM Television Studio HDは、20個までのカスタムグラフィック/ロゴを保存でき、これらを数秒でオンエアできます!
ソフトウェアコントロールパネルのメディア管理ページから、ATEMのメディアプールへファイルをアップロードしておき、必要となった時にファイルを選択して、2系統の内蔵メディアプレーヤーで再生します。
メディアプレーヤーはフラッシュメモリーを使用しているので、電源を切ってもグラフィックは保存されています。
またPhotoshopプラグインが同梱されており、イーサネットネットワーク経由でグラフィックをPhotoshopからATEMのメディアプールに直接アップロードできます。
わずか数秒で、カスタム・タイトルやグラフィックをオンエアできるのです!
リアルタイムキーヤー グリーンバックを使いグラフィックをライブビデオに合成!
ATEM Television Studio HDは、グリーン/ブルーバックショットのクロマキーイングに対応したアップストリームキーヤーを搭載しています。
グリーンバックの背景の代わりに、天気図やグラフィック、驚異的なバーチャルセットなどをカメラの前の出演者の背景として埋め込むことができるのです!
アップストリームキーヤーは、クロマ、パターン、シェイプ、リニアキーイングに対応しています。
2系統のダウンストリームキーヤーで、グラフィック、ロゴ、ウォーターマークを映像に追加することも可能です。
HyperDeck Studio Miniを機材ラックでATEM Television Studio HDの横に設置してアルファチャンネル付きのProRes 4:4:4:4モーショングラフィック・ファイルのソースとして使用し、ライブビデオにリアルタイムでキーイングすることもできます。
プロ仕様の3G-SDIインターフェース 1080p60までのあらゆるフォーマットに対応!
ATEM Television Studio HDは、プロ仕様のマルチレート3G-SDIインターフェースに対応しており、SD-SDI、HD-SDI、3G-SDIビデオフォーマットをサポートします。
つまり、NTSC/PALから720p、1080i、そして60fpsまでの1080pフォーマットで、あらゆるプロ仕様のカメラ、デッキと使用可能なのです!
プロ仕様のオーディオミキサー あらゆるソースからリアルタイムでオーディオをミックス!
ATEM Television Studio HDは、スイッチャーの入力に接続したあらゆるソース/デバイスのオーディオをミックスできます。
カメラオーディオをコンピューターなどのHDMIソースのオーディオ、あるいはアナログXLR入力からのオーディオとミックスできます。
フロントパネルから完全なミックスオーディオが可能です。あるいはMac あるいはPCでオーディオミキサー・コントロールタブを開くと、
レベルメーターのついた完全なマルチトラックのミキシングコントロールを使用できます。
カメラオーディオや外部オーディオのレベルおよびバランスを正確に調整でき、各チャンネルのオーディオを有効/無効にしたり、自動的にビデオソースをフォローする設定にできます。
リモート・カメラコントロール スイッチャーからカメラを完全にコントロール
ATEM Software Controlからカメラを完全に制御しましょう!Blackmagic Studio Cameraは、カメラへのSDIプログラムフィードを介して制御できます。
内蔵のカメラ設定やカラーコレクターをATEM Software Controlパネルからコントロールできるのです!
2つのタイプのインターフェースがあり、1つは従来のカメラコントロールスタイルであるCCUレイアウト、もう1つはDaVinci Resolveのプライマリーカラーコレクターと同じカラーコレクター・インターフェースです。
後者のインターフェースでは、DaVinci Resolveで培ったカラーコレクションのスキルを活かしてクリエイティブなライブプロダクションを実現できます。
Aux SDI出力 ステージ上の大画面スクリーンやビデオプロジェクターに送信!
ATEM Television Studio HDは、独立したAux出力を搭載しています。
これは、ステージ上の大画面スクリーンに映像を送信したり、オンエア・グラフィックなどを排除した「クリーンフィード」をレコーダーに送信してプログラムのマスターを作成する際に最適です。
フロントパネルのAUXボタンを使えば、Aux出力に送信するソースを簡単に選択できます。Aux出力はあらゆるビデオ入力、メディアプレーヤー、プレビューバス、テスト信号などを選択できます。
またAux出力は、調整中のカメラに自動的に切り替わるため、カメラコントロールを行っている時などの技術モニタリングにも最適です。
ソフトウェアコントロールパネル 複数のユーザーでスイッチャーをコンピューターから使用!
ATEM Television Studio HDは、MacおよびWindowsに対応した機能的なデザインのATEMソフトウェアコントロールパネルを無償で同梱しています。
ATEMソフトウェアコントロールパネルは、フルサイズのスイッチャーコントロールパネル、スピーディにスイッチャーを調整できるパラメーターパレットを搭載しており、
グラフィックをメディアプールにロードしたり、オーディオのミックス、カメラのリモートコントロールやカラー調整、スイッチャー設定のアップデートが可能です。
ラップトップコンピューターで使用すれば、究極のポータビリティを実現できます!より複雑な設定のイベントでは、複数のユーザーが複数のラップトップで使用することも可能です。
つまり、1人のスタッフがプログラムのスイッチングを、1人がカメラのリモートコントロールを、さらに別のスタッフがオーディオミックスを担当し、
デザイナーがグラフィックやメディアを同時に管理することが可能なのです!
ハードウェアコントロールパネル コンパクトなデザインの完全なスイッチャーコントロール!
専用のハードウェアコントロールパネルが必要な場合、オプションでATEM 1 M/E Broadcast Panelを使用できます。
超コンパクトなATEM 1 M/E Broadcast Panelは、最も要望の多いライブプロダクション環境でも24時間対応可能な最高品質のボタン、ノブ、 コントロールを搭載しており、
すべてのスイッチャー機能を正確かつ実践的にコントロールできます。
スタジオを完璧に設計 Teranex Miniをベースとした設計でより小型かつポータブルに
ATEM Television Studio HDは、ラック幅ののスペースに収まるので、残りのスペースに別の機材を追加できます。
例えばATEM Television Studio HDをラックマウントして、隣のスペースにHyperDeck Studio Miniを設置すれば、単一のラックユニットでマスターレコーダーを使用することもできるのです。
あるいはTeranex Miniコンバーターを設置して追加のソースをSDIーHDMI間で変換することも可能です。
Blackmagic SmartView 4Kを併用してマルチビューモニターとして使用したり、Blackmagic Duplicator 4Kを使ってプログラムを25枚のSDカードに同時収録し、イベントの最後に来場者に販売することもできます!
究極の信頼性 24時間対応のミッションクリティカルな信頼性!
ライブプロダクションでは、最高レベルの信頼性が必要とされます。ATEM Television Studio HDが、
リアルタイム処理と高品質に対応した航空機レベルのオペレーティング・システムを使用している理由はここにあります。
極限まで小型化したデザインと信頼性を併せ持つことで、ケーブルやプラグインカードなどをごちゃごちゃと搭載した複雑なPCベースのスイッチャーと比べて、よりスマートなソリューションを実現しています。
ATEM Television Studio HDは信頼性と可搬性に優れた単一のユニットに、10台の異なるデバイスを搭載しているようなものです!