VRコンテンツなどで活用される全周360°で空間の音全体を録音・再現するAmbisonics方式の録音に対応したマイク
AMBEO VR MICはAmbisonics方式のマイクです。
Ambisonicsとは、360°全周の空間の音場全体をキャプチャし、それを再現する録音/再生技術です。
Ambisonicsを用いて、空間のあらゆる方向の音を再現することができます。
従来のステレオ録音で得られる水平面上の音場だけでなく、上下、前後も含む包囲的なサラウンドを提供することができる3Dサウンドフォーマット(Bフォーマット)で、
360°映像コンテンツに音声を合成することができるため、3次元(3D)で、全方向(360°)からやってくる音により、
ユーザーはVRコンテンツにおいてより深い没入感が得られるようになります。
AMBEO VR MICには四面体に配置された4つの単一指向性カプセルが取り付けられています。
4つのカプセル出力はAmbisonicsのAフォーマットと呼ばれるFRU,FLD,BRU,BLDの信号です。
次に、AMBEOA-Bフォーマットコンバータ(無償提供プラグイン)を使用してこれらの4つの信号をAmbisonicsのBフォーマット(W,X,Y,Z)へと変換します。
このプラグインは、MacまたはWin対応でSennheiser公式HPのVRMIC製品ページよりダウンロードできます。
※AMBEO VR MICを使用して録音し、A-Bコンバーターにて変換したBフォーマットを回転させる等、聞きながら360°の音場をヘッドフォン等でモニタリングし作業する場合は、
AmbisonicsBフォーマットをサポートするプラグイン等を別途使用します。例:NoiseMaker社/Ambiheadなど
【主な特長】■1本のマイクで360°の音を収録
■無償提供プラグインAMBEOA-BFORMATCONVERTERで、AフォーマットからBフォーマットへ変換可能
■マッチングの取れた4つのエレクトレット・コンデンサマイクカプセルを搭載
AMBEO VR Micについてのよくあるお問い合わせ(メーカー公開情報による)
■全般 ■AMBEO VRマイクとは、Ambisonicsとは
360°全周の空間の音場全体をキャプチャし、それを再現する録音/再生技術です。
詳細は
マニュアルをあわせてご参照ください。
■マイクの使い方について
まずはマニュアルおよび本Q&Aをお読みください。マニュアルは
こちらからダウンロードが可能です。
■デモ音源について
4CHのAフォーマットファイルおよびBフォーマットの音源を
こちらからダウンロードください。
マイクのご購入前に事前にご自分の製作環境で動作の確認をおすすめします。
■サポートについて
マイク本体は2年保証対応いたします。
プラグインは基本的な使用方法はマニュアルでご確認いただくことができますが、DAWや、映像編集ソフトウェアでの使用についてはサポートしかねます。
■AMBEO VR MIC本体について ■電源について
AMBEO VR MICはコンデンサマイクカプセルを4つ搭載しています。4chすべてに48V供給が行えるレコーダーまたはインターフェースをご利用ください。
■録音の方法
マニュアルをご確認ください。
マニュアルは
こちらからダウンロードください。
■マイクのポジションや向きの重要性
はい、とくに360度カメラと、正面をあわせていただくことが大切です。詳細はマニュアルをご覧ください。
■付属品について
専用ケーブル,風防、ショックマウント、本体です。
プラグインソフトウェアは同梱いたしません。別途
こちらからダウンロードしてください。
■プラグインについて■プラグインの使い方について
まずはマニュアルおよび本Q&Aをお読みください。
マニュアルは
こちらからダウンロードください。
■プラグイン使用の推奨環境
WindowsのVST、MacのVST、AudioUnits、AAXが読み込めて、4chのwav書き出しが可能なDAWをお使いください。お勧めのDAWはNUENDO,PRTOOLS(HD),REAPERです。
■プラグインの入手方法
こちらからダウンロードください。
AMBEO VR MIC/AMBEOA-BFORMATCONVERTERPLUGIN
■AmbisonicsをDAW上でモニタリングする方法
追加のプラグインが必要になります。サポート対象外になりますが、Reaperの場合は、ATKforReaperがフリーで使えます。
(メーカーによる)おすすめは有償のソフトになりますが、NoiseMakers社のAmbiHeadというプラグインです。
■ClassicFumaとambiXの違い
Bフォーマットの出力時に「ClassicFuMa」と「ambiX」のどちらかを選択できます。それぞれの違いは、Ambisonicsチャンネルの順序にあります。
どちらを選択するかは、必要とする環境によって変わります。YouTubeへのアップロードをする場合「ambiX」を選択してください。
それ以外で用途が明確になっていない場合は「ClassicFuMa」を選択してください
※デフォルトの設定は「ClassicFuma」になっています。