音を遠くまで均一・明瞭に飛ばす 大・中規模施設向けアレイスピーカー
概要
■距離減衰が小さく、会場の前と後ろでの音量差を低減。
■音波が垂直方向に拡散しにくいため、反射音を抑制し明瞭度が向上。
■距離減衰が小さいためスピーカー出力を抑えられ、ハウリングを抑制。
■オリンピックや国際博覧会など、大規模な野外会場での音響実績から開発された「弓形エンクロージャー」で、床側の聴衆がいるエリアへ均一に拡声。
■ボールなどの衝撃からスピーカーを保護する高耐久性設計。
■新開発の低音用スピーカーと高音用スピーカーを採用した、2Way方式。スピーチから迫力ある音楽再生まで、幅広い拡声に対応。
■マッチングトランスを収納できるスペースを、WS-LA232、WS-LA208ともに背面に装備。
1984年から2006年トリノ、2008年北京と冬季・夏季オリンピックの音響を支援し続けているRAMSA。
広い会場で、音を遠くまで均一に、明瞭にとどかせるために生まれた、「線状音源」のアレイ方式と独自の弓形エンクロージャー。
その技術力が、いまWS-LA200シリーズとして、体育館・講堂・会議室・宴会場など広い空間に活かされます。
「線状音源」のアレイ方式
■複数スピーカーを縦一列に配置するアレイ方式で、遠くまで明瞭に拡声。
複数スピーカーを縦に近接配列し「線状音源」とするアレイ方式。
「線状音源」は、音が垂直方向にはほとんど拡散せず、水平方向へのみ拡声することで、距離による音の減衰を抑制。
会場の前方と後方でも音量差が少なく、均一的で明瞭な音。
大出力でなくても空間をカバーできるので、ハウリングの発生を抑制できます。
アレイ方式
垂直方向へは、ほとんど音が拡散せず、水平方向のみに拡声。
そのぶん音の減衰が少なく、また天井方向からの反射も少なく、会場後方までも明瞭度が高い。
従来方式
垂直方向へも拡散することで、音の反射が多く、明瞭度が低下。
また減衰が多いので、そのぶん音量を上げることになり、ハウリング発生の原因となる。
新開発の弓形エンクロージャー
WS-LA200シリーズは、難しいとされるアレイスピーカーの配置や角度調整を解決するために、オリンピックや国際博覧会など、大規模な野外会場での音響実績から開発された「弓形エンクロージャー」を採用しました。
この'弓なり'により、高い場所でもスピーカーを拡声エリアに向くように設置が可能。音を床側の聴衆方向に確実に飛ばします。
■拡声イメージ図
スピーカー設置推奨高さは4~6 m、拡声角度は約30 °。
話し手が拡声エリア内に入らないため、ハウリングが発生しにくい。
安全・安心の、防球モデル
ボールなどの衝撃からスピーカーを保護する、 高耐久性設計。
幅広い拡声に対応する2Way方式
新開発の低音用スピーカーと、高音用スピーカーを採用した、2Way方式。
スピーチ拡声から、迫力ある音楽再生まで、幅広い音響対応。