可変指向性とコンパクトな形状を実現。デジタルオーディオインターフェースに対応したカメラ用ショットガンマイクロホン
コンパクトなサイズで鋭指向性を実現
8個のマイクユニットとデジタルシグナルプロセッサー(DSP)を内蔵。マイクユニットとデジタル信号処理の組み合わせにより、正面方向の感度を強め、正面以外の方向の音声を打ち消す、新開発のビームフォーミング方式の信号処理システムを搭載。全長99.3mmのコンパクトサイズながら鋭い指向性を実現しています。
1台のマイクで幅広い収音範囲に対応した撮影が可能
■鋭指向性
周囲の音を抑え、カメラ正面の音を強調して収録できます。
想定撮影シーン:インタビュー(主要被写体の声を収音)
■単一指向性
背後の音は抑えつつ、前方の音を幅広く収録可能です。
想定撮影シーン:対談(複数人の声を収音)
■全指向性
すべての方向に等しく感度を保つことができます。
想定撮影シーン:環境音を積極的に収録したい場合、撮影者の声も合わせて収録したい場合
不要な雑音を抑制するフィルター機能
耳障りな定常的雑音をデジタル信号処理で効果的に除去する「ノイズカットフィルター」と、風切り音や空調ノイズ、振動ノイズなどの不要な低音域を低減する「ローカットフィルター」を搭載しています。
デジタルデータ伝送でノイズレスな高音質を実現
デジタルオーディオインターフェースに対応した、マルチインターフェースシュー搭載のカメラと組み合わせることで、音声をデジタル信号のままダイレクトに伝送(*)。劣化のない高音質録音を実現します。
利用できる信号処理機能
・収音範囲切り換え(鋭指向性/単一指向性/全指向性)
・マイク内でのAD変換
・ノイズカットフィルター
・ローカットフィルター
・アッテネータ
・デジタルオーディオインターフェース
* デジタルオーディオインターフェースに対応したマルチインターフェースシュー搭載カメラ(2019年10月現在:α9 II / α7R IV)使用時に限ります
デジタルオーディオインターフェース非対応のカメラ(*)でも機能を利用可能
本機に対応するデジタルオーディオインターフェース非対応のカメラ(*)への装着でも、ECM-B1Mの性能を十分に生かした収録が可能です。
利用できる信号処理機能
・収音範囲切り換え(鋭指向性/単一指向性/全指向性)
・マイク内でのAD変換
・ノイズカットフィルター
・ローカットフィルター
・アッテネータ
* 本機に対応するデジタルオーディオインターフェース非対応のカメラ(2019年9月現在:α7 / α7 II / α7 III / α9 / α99 II / α7R / α7R II / α7R III / α7S / α7S II / α6100 / α6300 / α6400 / α6500 / α6600、DSC-RX10 / RX10M2 / RX10M3 / RX10M4、FDR-AX45 / AX60 / AX700 / AX40 / AX55 / AX30 / AXP35)に接続して使用する際は、DIGITAL/ANALOGスイッチを「ANALOG」にしてください
バッテリーレス/ケーブルレス撮影
ソニーのカメラの共通インターフェースであるマルチインターフェースシューに対応し、カメラからECM-B1Mへの電源供給ができます。カメラと直接接続することで撮影時の自由度が上がり、機動力の高い撮影を可能にします。
振動ノイズに配慮した設計
低域の振動ノイズを効果的に抑制する防振構造を採用。さらにはケーブルレス仕様により、ケーブル経由の振動ノイズを排除しています。
さまざまなオーディオ設定が可能
録音レベルなどのオーディオ設定がスイッチやダイヤルで行えます。
DIGITAL/ANALOGスイッチ:
デジタル接続とアナログ接続を切り換えます。
AUDIO LEVELダイヤル:
AUTO/MANスイッチがMANのとき、録音レベルを調節できます。
アッテネータ(ATT)スイッチ:
録音したい音声の大きさに応じて選択できます。
AUTO/MANスイッチ:
録音レベルを調節します。AUTOは自動調節、MANはAUDIO LEVELダイヤルで調節できます。
1. DIGITAL/ANALOGスイッチ
2. FILTERスイッチ(NC:ノイズカット、LC:ローカット)
3. AUDIO LEVELダイヤル
4. 指向性切り換えスイッチ
5. アッテネータ(ATT)スイッチ
6. AUTO/MANスイッチ