高画質、オートフォーカスの速さ、多彩な撮影機能がついた小型・軽量フルサイズミラーレスカメラ(RF24-240 IS USMレンズキット)
小型・軽量ボディー
約485gのコンパクトボディー。ここまで軽量化したフルサイズキヤノンのフルサイズEOS史上、最小・最軽量を達成。バッテリー・カードを含めても約485gという軽さ。そして、カメラのコンパクト化をどこまでも追求しました。機能や性能をけっして妥協することなく。完成したのは、いつでも持ち歩ける、EOS RPという新たなフルサイズです。
バリアングル液晶モニター
どんなアングルも楽々撮影。バリアングル液晶モニターロー&ハイアングル撮影が快適に行える、3.0型(3:2)バリアングル液晶モニターを採用。前方向約180°、後ろ方向約90°、水平方向約175°に可動します。三脚やバッテリーグリップ装着時もアングルの変更がスムーズにできる横開きスタイル。無理のない姿勢で、表現意図に応じた構図づくりが行えます。
高精細約104万ドット・3.0型・クリアビュー液晶II視野率約100%、視野角(上下/左右とも)約170°の高精細クリアビュー液晶IIを採用。7段階の輝度調整が可能です。
スマホを操作するようにタッチパネル機能静電容量方式を採用した、タッチパネル機能。画面の被写体をタッチしてピントを合わせる位置を選択したり、2本指で画像を拡大・縮小したり、快適なタッチ操作を実現。タッチ操作の感度は[標準/敏感/しない]から選べます。
クリエイティブアシスト
オートモードでも、イメージに近い写真表現にクリエイティブアシスト※画づくりでもカメラ入門者をサポート。専門用語を知らなくても、こんな写真に仕上げたいという思いに応えます。[背景ぼかし][明るさ][コントラスト][鮮やかさ]などの項目を一つのメニューに集約。液晶モニターで、仕上がりイメージの画像を確認しながら、撮影できます。
※シーンインテリジェントオートモードでの撮影時、RAW現像時に使用可能。[背景ぼかし]は撮影時のみ可能。
フォーカスブラケット撮影
撮った後にピント位置が変えられるEOS初のフォーカスブラケット撮影1回のレリーズで、カメラが自動的にピント位置を変えながら連続撮影。[Digital Photo Professional]の深度合成機能を使うことで手前から奥までくっきりした画像が生成可能。被写界深度が浅くなりやすいマクロ撮影などに有効です。設定可能枚数は、2~999枚。ステップ幅は10段階から選べます。
※記録画質はRAW/JPEGに対応しています。
※以下の設定時は使用できません。「ストロボ撮影」「オートライティングオプティマイザ」「HDRモード」「多重露出」「マルチショットノイズ低減」「インターバルタイマー」「露出補正/AEB設定」「WB補正/BKT設定」「長秒時露光のノイズ低減」「ピクチャースタイルオート」「高輝度側・階調優先」「フリッカーレス撮影」
※露出は合成時に平滑化[する/しない]から選べます。
※撮影画像は新規フォルダーに保存することも可能です。
※三脚、リモートスイッチ/ワイヤレスリモートコントローラーなどの使用をお勧めします。
4K・UHD、新時代EOSムービー
EOS Rシステムが解き放つ4K※1動画の新しい可能性EOS RPの高感度性能、RFレンズの表現力。2つの高画質の連携で、4K動画撮影の表現域はさらに拡大。RFレンズと、70種類を超えるEFレンズで多彩な映像表現が楽しめるのは、まさにEOSならでは。4K※1・UHD(3840×2160※2)の内部記録が可能で、フレームレートは23.98p/25.00p。
4K撮影時、常用最高ISO感度12800に設定できるため、暗いシーンでも感度を上げて撮影することが可能です。ファインダーを覗いたままでも動画撮影が行えるため、液晶モニターへの光の反射が気になる日中撮影にも便利です。
※1 画像処理により4K(UHD)解像度での出力としています。AFはコントラスト検出AF方式となります。
※2 センサー中央部の画像をクロップ。
手ブレ補正
強力な手ブレ補正で手持ち撮影の可能性を拡大IS搭載のRFレンズ※1装着時は、レンズ側のISで補正しきれていないブレ量を、カメラ側の映像情報で検出、補正効果を高めます。さらにカメラ側の動画電子IS※2とレンズ側の光学ISの双方を新マウント通信によって協調制御、コンビネーションISとしてより強力な手ブレ補正効果を実現します。
従来のIS搭載EFレンズとの組み合せにおいては、レンズ側の手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合せた5軸補正(レンズ側:水平回転、縦回転/カメラ側:回転軸、左右、上下)が可能です。IS非搭載レンズ装着時でも、カメラ内の動画電子IS※2がブレを補正します。
※1 対応レンズ:RF24-105mm F4 L IS USM/RF35mm F1.8 MACRO IS STM(2019年2月現在)。
※2 動画電子IS使用時は、撮影範囲が狭くなります。
AF機能
5つのAF方式を採用AF方式※は[顔+追尾優先AF][スポット1点AF][1点AF][領域拡大AF(上下左右・周囲)][ゾーンAF]の5種から選択可能です。
※4K撮影時の注意点
・AFはコントラスト検出AF方式となります。
・AF方式は「顔+追尾優先AF」「1点AF」のみ設定可能です。
・動画サーボAFの「AF速度」と「被写体追従特性」は、機能しません(設定は無効)。
動画サーボAFでピント合わせが快適に。追従特性のカスタマイズも可能フルHD・HD撮影時は、デュアルピクセルCMOS AFが威力を発揮。[顔+追尾優先AF]では、合焦した人物をカメラが自動的に追尾。動きに合わせて高精度にピントを合わせ続けます。また、[1点AF]では動画サーボAFの特性がカスタマイズできるので、被写体や表現意図に合わせた動画撮影が行えます。
動画サーボAFのカスタマイズ:AF速度被写体の動く速さや表現意図により、[AF速度※]の設定が可能。設定幅は[遅い(-7~-1)/標準/速い(+1・+2)]の10段階。動画におけるピント移動は、遅いほうが違和感を与えにくいため[遅い]の設定幅を広くしています。作動条件は[常時/撮影中]から選択が可能。[撮影中]を選ぶと、撮影前のピント合わせ時、設定した速度にかかわらず[標準]でレンズが駆動し、撮影準備をスピーディーに済ませられます。
※動画撮影時の低速ピント送りに対応しているレンズ使用時に設定できます。
動画サーボAFのカスタマイズ:被写体追従特性「被写体追従特性」は7段階から設定可能。[粘る](-3~-1)では、被写体がAFフレームから外れたり、障害物が横切ったりしても、ピントをある程度保持。意図しないピント移動を抑制し、安定したAF撮影をサポートします。逆に[敏感](+1~+3)は、遠くの被写体から手前を横切る被写体にピントを移すといった表現に有効です。