【特長】■ライブ配信に最適 強力なネットワーク補完機能「SRT」に対応!USDP-R500HはRTP/RTSP方式での配信以外に、SRTプロトコルによる映像受信に対応しています。
SRTプロトコルは、遅延が少ない「UDP方式」と、パケットの送受信確認を行いながら確実な伝送を行える「TCP方式」の良い点を取り入れたプロトコルで、パケットが届かない場合にのみ再送要求を行うことで遅延を抑えながらデータを伝送することができます。
比較
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メリット |
デメリット |
SRT |
問題が発生した場合のみ再送を行うので、遅延時間を短くしつつ、全てのデータをきちんと届けることができる。 |
特になし |
UDP |
伝送に必要な時間が短い(リアルタイム性に優れている)ので、遅延時間が短い。 |
伝送時のロスに対応する機能がないので、パケットロス発生時には映像が乱れる。 |
TCP |
全てのデータをきちんと届けることができる。 |
受信確認と再送の動作によりデータが到着するのに時間がかかるため、遅延時間が長くなってしまう。 |
安定した映像伝送が可能
SRT対応によって、ネットワークの通信速度が安定しないような環境でも、映像伝送をできるだけ継続して行います。 メーカーで疑似的にネットワーク障害を発生する機器を間に接続したテストにおいては、通常ブラウザなどによるHPの閲覧も難しくなる30%のパケットロスを発生させた場合でも映像伝送を続けることが可能でした。
■用途に合わせて選べるラインナップUSDP-R500Hには、64GBのSSDストレージ搭載モデル/SSDストレージなしモデルの2製品をラインナップしました。
ライブストリーミング再生で運用する場合や、高品質な映像コンテンツを再生させる場合などライブ中継、スケジュール送出、接点による制御再生、デジタルサイネージ等、様々な目的に合わせて必要なストレージ容量を搭載したモデルをご選択いただけます。
■デジタルサイネージ表示にも最適USDP-R500Hには、静止画、動画、テロップをレイアウトして表示する機能があります。
デジタルサイネージコンテンツのレイアウト、スケジュールは、同社のサイネージ管理ソフトウェア「Display Content Manager(DCM)」をお使いいただくことで、ネットワーク経由で全ての管理を行うことが可能です。
DCMはステータス監視やリモートでの再起動をすることもできますので、リモートで管理するデジタルサイネージシステムを簡単に構築することができます。
ニュースや天気予報などのコンテンツを利用することができる「マーカス」、ツイッターに投稿したものからサイネージコンテンツを自動生成する「ついっとサイン」などのクラウドサービスをご利用いただけますので、サイネージコンテンツをより充実させることができます。
■2K対応
■安定動作、簡単操作IntelベースのパワフルなCPUを採用しながら、Linuxベースのプラットフォームに独自開発のプレイヤーソフトウェアを搭載した専用システムを採用。汎用PCプラットフォームによるサイネージプレイヤーとは一線を画した安定性を実現しました。
IPアドレスの変更などを行う場合は赤外線リモコンを使用して画面上でネットワーク設定を行える(※)ようになっていますので、設置時の設定や設置後に設定変更が必要になった場合でも簡単に行うことができます。
※別売の赤外線リモコンが必要です
■赤外線受光部標準装備・赤外線受光部
・専用リモコン
USDP-R500Hには赤外線受光部を内蔵しています(※)。リモコンを利用することで、表示するライブチャンネルを切り替えたり、登録されたコンテンツの再生を切り替えたりすることが可能です。また、リモコンコードを外部機器に登録することで、外部機器からの赤外線リモコン機能を利用した制御も可能になります。
※別売の赤外線リモコンが必要です
■外部制御に対応・パイオニア製業務用DVD/LD互換コマンド
・WebAPIによるネットワーク制御
パイオニア製業務用DVD/LD互換コマンドの一部を利用して再生を制御することが可能ですので、既存の制御コントローラーを活用して表示機材のリプレースを容易に行えます。
またWebAPIによるネットワークからの制御も行うことが可能です。